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甘いも、せつないも、すべての想いはあなたと共に・・・
2017年07月 ≪  12345678910111213141516171819202122232425262728293031 ≫ 2017年09月
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【アレキサンドライト番外編】君への願い #24



side アキ




「それでさ。なんで俺たち、ここにいれられてるんすか?」

俺の素朴な質問に、菊乃さんが笑顔で答えてくれる。

「え? それって、俺、巻き添え食らっただけ?」

「まあ、有り体に言えば、そういうことになります。災難でしたね、晃さん」

いや、誰の巻き添えくらったとおもってるんだよって言いかけて、菊乃さんの笑顔の前に言葉を飲み込んだ。

「菊乃さん、じぃちゃんに謝っちゃえば?」

「謝っていただきたいのは、むしろわたくしの方です」

「え?」

「お館様が、わたくしの仕事を取り上げようとしています」

思い出したのか、憤慨したように口をへの字に曲げた。

「でもそれ以上に。わたくし今回の件に関しては、怒っているのですよ」

"何に対して?"って訊こうとしたけど、菊乃さんの横顔から笑みが消えていたからやめた。

話したい内容だったら、菊乃さんは話しているはずだし。

「さて。そろそろ出ましょうか」

「――――え?」

聞き間違いかと思った。でも菊乃さんは檻の片隅に移動すると、しゃがんで何やらゴソゴソしている。

「晃さんはどうされますか?」

そう言いながら振り返った菊乃さんは再び笑みをたたえていて。その菊乃さんの前には、ポッカリと檻がなくなっていた。

菊乃さんと共に檻を抜け出して、隠し扉から暗い廊下に入る。まるで忍者屋敷かって思うような仕掛けに――――やべぇ。ちょっと、ワクワクしてた。

「久々ここを通りますので……すこし埃っぽいですね。次回までにはきれいにしておきます」

菊乃さんはそういったけど。次回? 次回なんてあるのか?!

「晃さん、ちょっと自室に寄ってもよろしいでしょうか?」

断る理由もないし。俺は二つ返事で頷いた。



菊乃さんの部屋は、隠し通路から出てちょっと行ったところにあった。

俺、菊乃さんの部屋に初めて入るかも。

っていうか、ここはじぃちゃんちのどのあたりになるんだろう?

じぃちゃんち、でかいし、入り組んでるし、よくわかんねぇや。

キョロキョロしていると、菊乃さんが誰かに見つかると面倒だからと言って部屋の中に入れてくれた。

井上家も男家族だし、なんか、キンチョーする。

「お邪魔しまぁす……」

なぜか抜き足差し足で部屋に入る俺。

大丈夫。右手と右足は同時に出てない!

「うわ……菊乃さんの部屋、いい匂い~」

思わず鼻の穴を広げ嗅いでしまった俺を見て、菊乃さんが「いやですわ。晃さんったら」と言って笑った。





こんばんは。ひかるです~
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