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甘いも、せつないも、すべての想いはあなたと共に・・・
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【支配人の憂鬱番外編】あなたの隣で #18 (完)



side 翔平



気づけばベッドの上にいて、すぐ横には水沢さんが俺を見つめていた。

「え‥‥と、おはようございます?」

「おはよう」

かすれた声の俺と、余裕たっぷりの低音ボイスの水沢さん。

すごく喘がされたことを思い出し、かぁっと顔に血がのぼった。

「ずっと起きていたんですか?」

「いや……少し前に起きたところでした」

そう言いながら、人差し指で俺の頬を優しく撫でる。

水沢さんの優しく細められる目に、ドキマギしてしまった。

「翔平くん。私のお願いを1つきいてくれませんか?」

あらたまって言う水沢さんに、「なんでしょう?」と首を傾げた。

傾げたといっても、ボリュームのある枕に頭が少し沈む程度だったけれども。

水沢さんはほんの少しだけためらった後、口を開いた。

「朝目が覚めて――――翔平くんが隣にいてすごく幸せな気持ちになりました。……できることなら、明日も、明後日も……いや、これから先ずっと、あなたの隣で目覚めさせてもらえませんか?」

「それって……」

頬を撫でていた指が、唇をなぞる。

そしてその指にキスをしながら、俺を見つめた。

まるで誓いのキスのように。

「俺も――――目が覚めたら目の前に水沢さんがいて……すごくうれしくなりました」

あなたの隣で。この先ずっと、共に歩んでいく。

「私の家に来ますか? それとも私が翔平くんの家に転がり込みましょうか?」

ちゅっちゅっとキスの雨を顔中に降らせながら、水沢さんが訊いてきた。

「俺んちはワンルームですから、狭いですよ」

そう言うと、水沢さんがにやりと笑う。

「大丈夫です。いつだって重なっていますから」

そう言って身体を反転させ、ガバッと俺の上にかぶさった。

「ほら。まったく問題ありません」

「腰を……こすりつけな……いでくださ……」

「ふふ。朝から元気ですね」

水沢さんの手が俺のモノにのび、指を絡ませるように握ると上下に動かし始めた。

「や……みずさわさ……ぁあっ」

先走りの蜜を指先で拭い、それを窄まりに塗りたくる。時々ぬるりと指がナカに滑り込んでくるときもあって、その度に俺の躯がビクビクと震えた。

「もっとコンパクトになりましょうか?」

そう言って水沢さんが俺の両足を掴み、水沢さんの背中に回させる。

ゆっくりと水沢さんが俺のナカに入ってくる。

昨夜何度も水沢さんを受け入れていたソコは容易く水沢さんを受け入れて――――。

「俺……水沢さんち……見てみた……あっ」

張ったカリをひっかけるように腰を引き、次の瞬間えぐり突き上げるように腰を入れた。

「あっ。あっ。あぁっ」

「なぜ私の部屋が見たいのですか?」

腰を激しく振りながら、水沢さんが訊いてくる。

「だ……って。水沢さん……の生活が……想像できな……いし……」

ピタリ、と、水沢さんの腰の動きがとまった。

しまった。ストレートに言い過ぎた。

「私も人間ですからね。ちゃんと生活していますよ?」

そう言って俺の二の腕を掴むと、一気に抱き起こした。

――――もちろん、繋がったままで。

「ああっ」

重力が俺を引き寄せ、深く水沢さんを受け入れさせる。

それなのに水沢さんがグイッと腰を持ち上げ、一瞬宙に浮いた俺の躯はより深く水沢さんを咥えにいった。

「毎朝こうやって起こして差し上げましょう」

「みずさ……」

水沢さんに毎朝――――そう考えたら――――。

「翔平くん。今、キュッと締まりましたよ? まんざらでもなさそうですね」

「そんなこと……っ」

「毎朝違う起こし方をしてあげますからね。楽しみにしていてください――――また、キュッてしまりましたね。そんなに楽しみですか?」

「そんなこと……な……」

ニヤニヤ笑いながら俺を見る水沢さんに、それもちょっといいかもってちょっとだけ思ったのは内緒だ。

水沢さんあなたの隣で。ずっと。




あなたの隣で 完






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