BL-R18+

「これでもない……もっと奥行きのある香りにするには何を合わせたらいいんだろう」

自分の部屋に戻った俺は、あの香りを再現しようと試みていた。

あの香り。

カラダに残る、あの柔らかい香り――――と、香りと共に奥村に抱かれている自分を思い出し赤面した。

まだ出会って間もない頃。奥村との間に生まれた香りはどう変化していくのだろうかと思っていた。

それがこんなにも柔らかく幸せな香りになるなんて。

……どうしよう。

あいたい。

さっき別れたばかりだというのに、もう会いたくなっている自分がいた。

少しだけ苦笑いして、作業に没頭した。

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こんばんは。ひかるです。短めですみません〜っっ



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